今回は全般検査後の試運転です。
本来、13号車は9月に検査期限ですが、地下鉄では珍しく前倒しをして検査が行われました。
これは、7月に検査切れの1号車が検査を受けず引退したことにより工場に空きがあることも影響していると考えられます。
～個人的な推測ながら…これからの検査について～
公開されている交通局の予算を見る限り、今年度も検査本数は例年通り7本を予定しているようです。
一方、これから検査切れを控えている編成にはしばらく1000-02形が続きます。
すなわち、車齢40年を越し、更新工事から相当時間のたっている1号車を検査するよりも、更新工事からさほど時間も経っていない1000-2形の検査をすることとなったのだと思われます。
（なお、来年度初めに検査期限を迎えるのは18号車 1000形のラストナンバーであるとともに1000形としては最後から2番目に更新工事を受けた編成という事情があります）
これらのことから、今年度に行われる重要部・全般検査も引き続き、検査期限を待たず前倒しで検査に入るものと考えられます。
